11月13日

11/13
10:30 甥と出発。
11:00 まらそん亭着。肉うどん玉子入りを食べる。甥は肉うどんと稲荷。
11:15 甥は高校の部活に行くため、ここで別れて、まらそん亭出発。
11:40 高千穂峡到着。
13:00 高千穂峡出発。
13:16 高千穂神社到着。
14:00 高千穂神社出発。
16:08 高千穂温泉の裏から浅ヶ部大回り(時計回り)で到着。


明日は17日の退院後の検査に備えて実家へ戻るため、この日が高千穂での最期の日なので、また高千穂峡へ行った。2日連続の遠足のようだった。相当回復してきたのが実感できた。ただ、傷口は歩いているとチクチクと痛むため、常に手で押さえていた。毛糸のセーターを素肌に着た時の感覚が皮膚の内側にあるような痛みだった。17日に先生に聞いたら「中を塗った糸はまだ残っているので、それでしょう。そのうち吸収されて無くなります。」とのことだった。

11月13日といえば、1989年11月13日を忘れてはいけない。
日本で始めて生体肝移植が行われた日だ。杉本裕也ちゃんと永末直文助教授(当時)を始めとする島根医科大学の方々が居なければ、姉は助からなかった可能性が高い。心臓の和田移植のように不透明な事が行われていたら、翌年6月に京大、信州大で、と後に続くことはなく、1997年以降の脳死移植のみとなっていた可能性が高いと思う。また島根医科大学が始めなければ、第1例はもっと遅くなっただろう。そうなると、生体肝移植が普及するのは数年遅れていて、姉は間に合わなかったかもしれない。
自分勝手に今日、11月13日は『肝臓移植の日』と決めてしまおう。