政権交代

政権交代の結果の悲惨な状態が露わになってきた。

原子力利用、宇宙利用の基本法が姑息な手段で改定され、軍事利用の道が開かれた。武器輸出原則も緩和され、国家機密法まで提出されようとしている。政権交代前だったら野党の反対で改定されなかったと思われる悪法が形を変えた自公民でどんどん成立している。

思えば、政権交代直後の無能官房長官平野のこの一言がすべての始まりだったような気がする。

平野氏は政権発足直後の9月17日の記者会見で、機密費について「そんなものあるんですか。全く承知していないからコメントできない」と述べていた。

これを知った時にやはり民主党は信用出来ないと思ったが、予想以上のひどさだった。
しかし、次回総選挙で民主党の惨敗は確定で、2桁も十分あり得ると思うが、その減少分を獲得しそうなのが極右色をドンドン強めている自民党や、自分たちの一枚看板の大阪都条例さえ提示できない無能集団維新の会というのも情けない。
ここは、これら唾棄すべき集団にマトモな政策を考えるように活を入れるためにも、全国的に大量の候補者を立てる共産党に投票するしか無いのか。