選挙結果

自民党の大勝は予想通りだったが、民主党の惨敗ぶりは予想以上だった。80議席程度まで落ちると思っていたが、まさか50台までとは。維新の会が50以上取ったことで、戦争が出来っるようにしたいと公言している改憲勢力衆議院の2/3以上となってしまった。なんちゃって「平和の党」実態は与党で居たいだけの公明党は何だかんだ言い訳をしながら自民党の出す法案に反対しないだろうし、民主党も戦争ができるようになりたい勢力が少なからず居るので、参議院でも2/3を超える可能がある。国民投票法では「何人も、国民投票の結果に影響を及ぼす目的をもって新聞紙又は雑誌に対する編集その他経営上の特殊の地位を利用して、当該新聞紙又は雑誌に国民投票に関する報道及び評論を掲載し、又は掲載させることができない」と掲載されているため、発議された憲法に解説を加えることは罪に問われる恐れがあり、正確に改憲案の中身を知ることが出来ない可能性がある。今回の選挙結果を見ると、様々な解説があったとしても賛成多数になるかもしれないが。今朝のテレビのインタビューで「自衛のためと言ってるのだから国防軍でも良いんじゃないか?」と言っているおっさんがいたが、殆どの戦争は自衛のためと言いながら始めていることを理解してるのだろうか。アメリカがアフガニスタンイラクに攻め込んだのも、イスラエルパレスチナに攻撃をしているのも「自衛のため」と言ってるんだが。(日本軍が満州や中国に攻め込んだのも、侵略ではなく、自衛のためと今でも言ってるし。)

まさか自分が生きている間にこんなことを本気で心配する時が来るとは思わなかった。
最後の望みは黒鍵の発動として日本政府が領土外で殺人を行わない事を願うだけかもしれない。